指摘されて沈み、本を買う
「絶対やらない!」と決めていたFacebookを、成り行き上始めることになり、その前からTwitterをしていたこともあって、ブログがおろそかになっています(あー言い訳ですね…)。
先週末は、久しぶりにへこみました。
仕事ではないですが、学んでいた講座で課題の文章を提出したら、「再検討を」という評価をされたから。
27年間、ライターとして仕事をしてきているので、取引先の相手ではないとはいえ、指摘されるとキツイ。
これまでの自分を全否定されたような気がして、その日はなかなか寝られず、翌日までどんよりとした気持ちを引きずったままでした。
この年齢(52歳)になり、正面から間違いを指摘されることは少なくなって、忠告はありがたく受け止めなければ、と思い直しました。
ただ、心のどこかで、「えー、そんなにわかりにくい文章だったかな」と納得できていない自分も、ちょっといるんですよね。
このままでは悔しいので、ちょっと寝かせて、書き直し、エッセイとして何かに応募してみようか、検討中です。
書いたのは、この6月にがんで旅立った友だちのことでした。
喪失への思いを綴るのは、なかなか難しい。
そこで、作家・小池真理子さんの喪失エッセイをまとめた「月夜の森の梟」(朝日新聞出版)を購入。
朝日新聞で連載されていて、ちょこちょこ読んでいたのですが、がんになって亡くなられた小説家の夫との日々が描かれていて、胸にジーンとくる内容だったんです。
いい文章を読んで、心も頭の中もリフレッシュすることにします。