2022年8月 4日 (木)

指摘されて沈み、本を買う

「絶対やらない!」と決めていたFacebookを、成り行き上始めることになり、その前からTwitterをしていたこともあって、ブログがおろそかになっています(あー言い訳ですね…)。

先週末は、久しぶりにへこみました。

仕事ではないですが、学んでいた講座で課題の文章を提出したら、「再検討を」という評価をされたから。

27年間、ライターとして仕事をしてきているので、取引先の相手ではないとはいえ、指摘されるとキツイ。

これまでの自分を全否定されたような気がして、その日はなかなか寝られず、翌日までどんよりとした気持ちを引きずったままでした。

この年齢(52歳)になり、正面から間違いを指摘されることは少なくなって、忠告はありがたく受け止めなければ、と思い直しました。

ただ、心のどこかで、「えー、そんなにわかりにくい文章だったかな」と納得できていない自分も、ちょっといるんですよね。

このままでは悔しいので、ちょっと寝かせて、書き直し、エッセイとして何かに応募してみようか、検討中です。

書いたのは、この6月にがんで旅立った友だちのことでした。

喪失への思いを綴るのは、なかなか難しい。

そこで、作家・小池真理子さんの喪失エッセイをまとめた「月夜の森の梟」(朝日新聞出版)を購入。

朝日新聞で連載されていて、ちょこちょこ読んでいたのですが、がんになって亡くなられた小説家の夫との日々が描かれていて、胸にジーンとくる内容だったんです。

いい文章を読んで、心も頭の中もリフレッシュすることにします。

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2022年7月18日 (月)

生きている喜びに乾杯

昨年、日経Goodayの連載記事「がんになっても働きたい」で、サッポロビールの村本高史さんを取材させていただいた時に、話題に出ていた「生きている喜びを心から実感できるビール」。

このほど商品発表会が開かれ、私もオンラインで参加させていただきました。

ビールの名は「Thanks&Cheers!」。

ひと足早く、商品を送っていただき、試飲しました。

爽やかな香りとほろ苦さとさっぱり感が一体になった、とても深い味わいです。

がんになってつらいこと(ほろ苦さ)もあったけれど、素敵な人たちとの出会いは、まさに爽やかな香りのように清々しくもあって。

今、こうして生きていることに、このビールを飲みながら乾杯したい。

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夜と朝、昼と夜といった時間のはざまの美しい空をマジックアワーというそうで、その空をモチーフにした柔らかなグラデーションのデザインも、とっても素敵です。

現在、事前予約が始まっていて、8月16日に数量限定で発売。

私も早速、申し込みました。

この夏のお楽しみの一つです。

→予約サイトはこちらです サッポロビール

 

2022年7月 4日 (月)

がん患者会のオンライン交流会 8月27日に開催

私がピアサポーターをしている、音羽病院がん患者会 からのお知らせです。

「がん の痛み どうすればいいの?~痛みについて話してみよう~」をテーマに、オンライン交流会を開催します。

8月27日(土)14時~。

講師は緩和ケア内科の山代亜紀子先生。

対象者はがん患者さんとそのご家族で、音羽病院への通院の有無は問いません。事前申し込みが必要です。

一緒に語り合いましょう😊

⇒ 洛和会音羽病院がん患者家族の会ご案内

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2022年6月20日 (月)

高校時代からの友、旅立つ

6月15日、仲良くしていた高校の同級生が、胃がんのために旅立ちました。

本当なら16日に、入院していたホスピスで、病院既定の15分だけの面会をする予定だったんです。

その前日の朝に、容態が急変したという知らせが入り、私が家に帰宅してから訃報が届きました。

彼女とは20代から30代はじめにかけて、本当にいろいろな所に旅し、たくさんの話をしました。

三重の水族館に行ったり、愛知を旅したり、福井の海へ泳ぎに行ったり…。

仕事の悩み、恋の相談、将来の希望…。

私の方が、いっぱい聞いてもらった気がします。

ここ何年も会っていなくて、数カ月前に彼女の夢を見たのです。

あ~どうしているかなと思いつつ、日常に追われてしまって、そのままでした。

そんな中、先月、突然連絡があり、体の状態がよくないとのことで、話の内容から末期であることが分かりました。

私ががんで治療中、このブログに治療の話を割と赤裸々に書いていて、それを見て、私が闘病していることを知ったものの、怖くて連絡できなかったことを後悔していた、ということでした。

謝らないとけない、でも今さら…と思われるかもしれない――そんな葛藤があったよう。

私にすればそんなこと、ぜんぜん気にしないし、もっと早く知らせてくれたら、何かできたかもしれない、という気持ちになりました。

でも、とにかく連絡してきてくれたことは、ありがたかった。

彼女の人生の終わりが近づいているとしても、とにかく、温かいつながりを感じてもらえるようにしようと決めました。

あまりしつこくない程度にLINEし、彼女からの提案でビデオ通話も一度できました。

顔を見ながら話せて、あっという間に1時間。

ベッドに寝たままの状態だったけれど、よく笑ってくれて、私が想像していたより元気そうに見えました。

でも、それから3週間ちょっとで、旅立ってしまいました。

彼女は私と同じ1人暮らし。

他府県に住む弟さんや親族の方がいろいろお世話をされていて、後から聞くと、ビデオ通話をした時は既に体はかなりきつい状態で、無理をしてくれていたことを知りました。

コロナ禍ですが、私の訪問を快く迎えていただき、親族の方や彼女の会社の方たちといろいろ話をし、気づいたら日付が変わる直前でした。

最近までどんな仕事をして、どんなふうに暮らしていたのか。

聞きたかったことが聞けて、近くで眠る彼女も含めて、まるで一緒に会話をしているようでした。

私が突然旅立ったら、うちの弟にいろいろしてもらわないといけないなと思いつつ、こんなふうに、最後の時間をともに過ごさせてもらえてありがたかったです。

ただ、本当に親しい友達の他界は、やっぱりつらい。

胸に鉛を撃ち込まれたよう。

でも、彼女に「私の訃報が届いても、悲しまないで」と言われていたんです。

私は悲しませたくて連絡したのではないから、と。

だから、いつまでもメソメソしているのはよくないのだけど、それは愛情があることの証でもあって。

しばらくは、天で大目に見てね。

 

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(もう、枯れたと思っていたパキラの枝から、かわいい葉が出てきました)

2022年6月15日 (水)

「病気をもつ人の声が届く社会に」ピーペックの宿野部さんの記事公開

日経の新しい健康医療サイト「ビヨンドヘルス」で取材をさせていただいた、ピーペックの代表・宿野部武志さんの記事が先週10日に公開となりました。

「病気をもつ人の"こえ"には、力がある」という力強いコンセプトのもと、精力的に活動しておられます。

記事はこちらです⇒ ピアサポートを核として、病気をもつ人の声が届く社会を実現したい

ぜひ、ご一読ください~

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今回のご縁から、このほど、ピーペックさんが行っておられる製薬企業の研修に、ゲストのがん経験者として参加させていただきました。

初めて「人生曲線(ペイシェントジャーニー)」という図をつくり、がんの診断から現在までの自分自身の歩みを、振り返ることもできました。

自分のがん経験が、誰かの役に立つと思うと、喜びにつながります。

 

2022年5月27日 (金)

「今ココ」に注意を向けるマインドフルネス瞑想を体験

1週間前のことですが、心理学のオンラインの学びに参加しました。

テーマはマインドフルネス瞑想。

本を見ながらやってみたことはありますが、先生の指導のもとに行うのは初めて。

最初に、マインドフルネスのメカニズムや心理療法などの説明があって、オンライン上ですが、15分間のマインドフルネス瞑想を体験しました。

音楽はなし。

先生が、呼吸や体に触れている部分など、どこでもいいので注意を向けるように、優しく促します。

「今ココ」の自分に興味を持つように。

私は、目を閉じて、呼吸を意識したり、膝の上に置いていた手の温かさを感じたりするようにしました。

時間が経つにつれて、色々なことが浮かんできます。

「今日の晩ご飯、何作ろう?」「愛猫・大がモゾモゾ動いている」「来週、取材があるなぁ」「まだ、終わらないの?」などなど。

意識がそれる度に、呼吸と膝の上の手に注意を戻すようにします。

この時、心が他のところに向いても、「私って、ダメだな」とか自分を責めない。

こうして15分間の瞑想が終了。

ゆっくりと目を開けたら、めちゃくちゃ頭がスッキリ!

何でしょう、この感覚は。

気持ちがいいというより、やはりスッキリしていました。

先生いわく、マインドフルネス瞑想は心の筋トレだそう。

たとえ数分でも毎日継続すると、客観的に自分を見られ、感情のコントロールができるようです。

例えば、どういう時に自分がカチンと来るかが分かり、感情の揺れに踊らされなくなるのだとか。

毎日生きていると、色々なことで心は揺れます。

そんなときに、瞬時に心を静められたらいいなぁ。

心の筋トレも、積み重ねが必要ですね。

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(オンラインで視聴中、賢くしていた大にちゅ~るのご褒美)

2022年5月15日 (日)

2年半ぶりに東京へ

先週の金曜日、2年半ぶりに東京でインタビュー取材をしてきました。

オンライン交流会で知り合ったある団体の代表の方。

Twitterでもつながり、その方の活動を知って、編集者さんに内容を伝えたら「取材してください!」という展開に。

コロナ禍になってから、関東の方を取材する場合は、すべてオンラインでした。

おまけに、京都在住の自分が関東で取材する場合は、新幹線代が別途発生します。

できることなら現地取材がしたい。

でも、経費的なこともあるから、現地取材は難しいかな…と思っていたら、編集者さんから「新幹線代は出します」と言ってもらえたのです。

もう、めちゃくちゃ嬉しかったです。

取材対象の方も、対面取材を快く引き受けてくださいました。

編集者さん、カメラマンさん、私の3名で現地に伺い、1時間40分くらいたっぷりお話を聞きました。

インタビューを終えた後の何気ない雑談の時間も持てて、コロナ前のよう。

取材後の雑談の時間って、結構、大事だと思うんです。

人と人との距離がちょっと縮まったり、その方の大切な思いがふとこぼれたり。

明日からは原稿書きを頑張ります!

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(モンブランが有名な京都のマールブランシュで人気のモンブランバタークロワッサン。東京取材前日に、口腔外科で診察があり、歯科衛生士さんから「すごく、おいしいですよ。前は、買うのに個数制限があったくらい」と言われ、医師からも「今日は雨だから混んでいないのでは!」と背中を押されて、買いに行きました。食べたら、ほっぺが落ちそうで(笑)。本当は京都土産として、東京に持っていきたかったのだけど、賞味期限が当日で断念しました)

2022年5月 2日 (月)

アクションを起こすと世界は広がる

「アクションを起こすと世界は広がる」

運動指導員の友だちの言葉なのですが、本当にそうだな~と思います。

先月末から、オンラインによる、ビデオジャーナリズムの講座を受講しています。

スマホを使って動画を撮影し編集して、半年後に作品発表するワークショップ。

初回の受講日前日まで参加すべきか悩み、講師の一人のTwitterに、「迷っているなら、ぜひ」と書かれていたひと言に背中を押され、申し込みました。

スマホで撮った動画を、どうやって編集して作品にするのか。

そのような知識は、まったくありません。

愛猫・大の動画を撮って自己満足し、保護主さんや友人に送ってニンマリしている程度です。

ではなぜ、動画撮影を学ぶのか。

昨年から、私が参加するがん患者会でも「こんな動画が作れれば…」という話が出ていたり、YouTubeを見る機会が増えていたりして、自分で動画を作って発信できればいいな~と単純に思ったからです。

でも、本当に作品に仕上げられるのでしょうか。

初回で、先輩受講生が作られた作品を見せてもらったのですが、すごく面白かったです。

テレビのニュースでは、おそらく見られないような、その人ならではの視点で表現されていて、こういう見方があるのか~と実感。

へぇ~の連続でした。

講師の皆さんは、ジャーナリズムの世界にいるプロ。

私自身、地方紙の記者としてスタートしたので、取材すること、聞くことなどは学んできたけれど、改めて、今の時代の取材の仕方を聞けてすごく勉強になりました。

その人だから作れる作品が、生まれるのだそう。

でも、私にしかできない作品って、何だろう。

ぼんやりと頭の中に浮かんでいるのだけど、どうやって形にすればいいのやら。

楽しみでもあり、正直ちょっと気が重くもあります。

けれど、やり遂げたら、確実に世界は広がるはず。

一歩ずつ、アクションを起こしていきますか。

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(昨日、アップルパイを焼きました!オーブンの火力が弱くて、焼くのに1時間も掛かってしまったけど、まずまずのお味に~♪)

2022年4月24日 (日)

あと1年半でがん患者を卒業できそう

先週は、久しぶりに血液内科の診察がありました。

今は、再発の兆候がないかを診るために、採血だけをしています。

「安定していますね」という主治医の言葉にホッ。

「卒業が近づきつつあります」と言ってもらえました!

リンパ腫には色々な型があり、進行する早さや治療法が異なります。

私のタイプは日本人に多く見られる、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫。

この型の場合、「気の短い先生なら5年間経過を診るし、気の長い人だと10年くらいは診ます」と主治医。

以前からこのように言われていて、私の場合は、あと1年半くらい診てもらうことになりそうです。

節目には大腸内視鏡で大腸がんになっていないかを調べたり、乳がん検診に行ったり、他のがんができていないかチェックするように勧めてくれました。

中には、一つのがんになった後、新たに他のがんが見つかる、という患者さんがおられるとのこと。

実際に私も何人かそういう方を知っているので、乳がんなど他のがん検診は受けるようにしています。

リンパ腫になった初期に撮ったPET-CTで、すい臓にのう胞が見つかったので、こちらは消化器内科で定期的に大きくなっていないかをチェックしてもらっています。

病院通いは時間を取られちゃうけれど、私にとっては必須の大切な時間です。

近い将来、がん患者を卒業できたとしても、体の管理をしっかりしていかなければ!と気を引き締めました。

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(コロナが広がってから、なかなか行けなかった京都ビアラボ。先週、ようやくこのお店のクラフトビールが飲めました!ちょっと、日常が戻ってきたかな)

2022年4月15日 (金)

がん体験を整理してみよう

先日、がん患者さんを支援している友人から、がん研修会の講師依頼がありました。

ある職場で、この夏に、職員の方向けに研修会が開かれるとのこと。

ビックリしたのですが、お引き受けしました。

というのも、今年に入ってから、高校生のがん教育をテーマにした座談会を取材し、「もし、自分が高校生の前で、がん教育の講師をしたら、何を話すかな」と妄想していたんです。

まだまだ若い高校生に、がんの怖さを強調してもいけないだろうし、教育で伝えるのは難しいだろうなと。

今回、お話があった研修会の対象は、がん患者さんとも接する機会のある方たち。

患者さんとの接し方や、どのようなことを大事に傾聴するかなどを、自分の体験を通してお話することになるかなと思っています。

今まで何度か講師をさせていただいたのは、医療者が対象でした。

テーマがまた違うので、自分ががんを告知されてから、どんな思いで生きてきたのかを今一度、ちゃんと整理したいと思います。

自分の治療中のことを振り返るのは、実は楽な作業ではなくて。

しんどかった時の状況が、リアルに甦ってきますからね。

それでも、振り返りをきちんとしないと、経験を通した語りとしては伝わりにくくなると思う。

昨日はまた別の方から、「スピーカーとか、お願いすることはできますか?」という、これまたビックリなお話がチラッとあったりして。

喋りは決して得意ではないのだけど、がんにちなんだことなら、挑戦していきたいです。

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(近頃、私が出掛けると、愛猫・大が出窓から見送るように。そんな目で見つめられると、後ろ髪を引かれます)

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